現役オペナースが伝えたいオペ看というお仕事。①やりがいって何?

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手術室看護師<br>えい
手術室看護師
えい

現役オペナースのえいです!
この記事は、これからオペ室で働く方
オペ室に興味のある方に、是非読んでほしいです♪

このブログではこれまで
[オペナースのお仕事についての実際のところ] を
ご紹介してきました。

患者さんとほとんど話すことのない手術室で
患者さんに覚えてもらうことのないオペナース。

正直、患者さんから「ありがとう」と
言っていただくことは
ほとんどありません。

じゃあそんなお仕事のやりがいって何?

一例に過ぎませんが
現役手術室看護師7年目の
私の場合をお伝えします。

これから手術室で働く方や
手術室の仕事に興味のある方

是非読んでいただきたいです。

手術室看護師のやりがい3つ

どんな仕事でも
やりがいがないとしんどくなってしまいます。

もちろんオペナースにもやりがいはあります。

私が特に感じているやりがいを3つご紹介。

手術が終わった時

手術が終わり、患者さんが帰室される時に
無事に終わって良かった…と
任務完了!みたいな
やりがいを感じるのですが

これは分かりやすそうで、深いです。

手術は外科医や麻酔科医
臨床工学技士や放射線科など
看護師以外にも
様々な職種のスタッフが関わります。
大きい手術であるほど関わる人の数は増えます。

患者さんがオペ室に入られた瞬間から
その全員が

1人の患者さんの手術が無事に終わるために集中し
全力を尽くします。

職種は違えど、コミュニケーションを取ったり
アイコンタクトをしたり、相談したり…
チーム一丸となって手術を進めていくのです。

1人よりも、みんなで頑張った。
そんな団結感や、達成感にやりがいを感じます。


短時間の小さい手術であれば
1日に何件も担当するので
今日の全ての患者さんの手術が終わった…
という瞬間に同じような気持ちになります。

大変な手術が終わって感じる疲労感

何が大変な手術にあたるかは
病院によって違うとは思いますが

一般的に、心臓や脳神経、移植などの手術は
長時間なことが多く
準備するものや覚えることも多いです。

他にも病院による大変な手術 というと
例えば、うちの病院は整形外科がメインで
エキスパートな先生も多いので
手術のスピードも速いし
求められるスキルが高い。
さらに1日にこなす件数も多い。
という場合は、結構気力も体力も削られます。

それらの手術は、準備から時間がかかりますし
前日に、手術のイメトレをしたり
手順の確認をするにも時間を使います。

当日も、緊張したり集中したり神経を使い
全て終わった後には
精神的にも肉体的にもかなり疲労感があります。

が、私はその疲労感が好きでした。
やり切った感
頑張った感をとても感じるのです。

私が病棟で働いていた時にあまり感じられなかった
自分が最後までやり遂げる・完結する。
んな達成感が
手術室特有の大きなやりがいだと思っています。

先生や同僚に褒められた時

褒められると誰でも嬉しいですよね。

オペ室では
できた・できなかった・惜しかった、が
一目瞭然で分かりやすいので
結構褒められる場面があります。

1つ目でもお伝えしたように
手術は他職種がチームとなって行います。

経験を積むと
阿吽の呼吸で医師に器械を渡せたり
イレギュラーなことにも
冷静に素早い対応ができたり
麻酔科医からの指示も予測して動けたり
看護師同士で無駄なく各々の役割をこなせたり

必ずそんな風に動けるようになります。

自分が良くできたと思わなくても
医師やその日の相方の看護師から
「今日は凄くやりやすかった」とか

「また一緒に担当したい」と
言ってもらえると物凄く嬉しく

また頑張ろうと思えます

看護師同士なら、教育の観点からも
褒めることは多いと思うのですが
医師はわざわざ褒めてくれなくてもいいのに
ぽろっと褒められた時はやっぱり嬉しいですね。

先生は何度も同じ手術をしていますから
担当した看護師のやりやすさは
すぐに分かるのだと思います。

まだ経験の浅いオペナースでも
1つの手術にはポイントがたくさんあるので
ここはとても上手だった
ここはスムーズで良かったね
と、先輩ナースがフィードバックしてくれるはずです。

同じ手術をまた経験すると
自分ができるようになったことも分かりやすく
どんどん成長していけることに

やりがいを感じていました。

まとめ

現役オペナース7年目の私が考える
オペ看のやりがいをまとめました。

  • 手術が終わった時
  • 大変な手術が終わって感じる疲労感
  • 医師や同僚に褒められた時

さいごに

病棟で働いていたときは
見返りを求めずとも、患者さんからいただく
「ありがとう」の言葉に
とっても救われ
大きなやりがいとなっていました。

患者さんと密に接する機会の少ない手術室では
淡々と手術をこなすだけだと
最初は思っていました。

でもそこに、こんなにも達成感がある。

オペ看にしか分からないやりがいを必ず感じられます。

では、オペ室で患者さんとどのように接するのか
オペ看が大事にしていること、看護観って何か
次の投稿でお伝えしたいと思います。

手術室に配属なった方
オペ室へ転職された方
これから転職を考えている方
安心してください。
オペ看はとっても素敵な仕事です。


このブログを通して
少しでもそれが伝われば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

良かったら他の記事も参考にしてみてください。

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