業務のことはなんとなく分かったけど…
1日の流れってどんな感じ?残業ってあるのかな?
えい
現役オペナース7年目の私がご紹介します♪
手術室看護師の1日って想像できる方はいますでしょうか?
手術室を希望したり、手術室に転職しようか迷っているならば
どんな1日を過ごすのかは気になりますよね。
1日手術に携わっているのはそうなのですが
出勤してから退勤までの流れを詳しくご紹介したいと思います。
手術室看護師の勤務体制
まず手術室看護師の勤務体制ですが
大体の病院が日勤と夜勤で構成されていると思います。
病院の規模によっては
夜勤ではなく、緊急手術が入った時だけ出勤する
といういわゆるオンコールのところもあります。
夜勤があるところでは2交代がほとんどかと思います。
2交代というのは、朝から夕方まで働く人(日勤)と
夕方から朝までの人(夜勤)で構成されているということです。
3交代は朝から夕方の人(日勤)と
夕方から日付超えるくらいの人(準夜)
日付超えそうな時間から朝までの人(深夜)
の3つの時間帯で構成されています。
手術室で3交代というのはあまり聞いたことがありません。
今回の投稿では
日勤の1日をご紹介してみたいと思います。
日勤の流れ
日勤の勤務時間は病院によりますが
大体8時半〜17時で休憩は45分だったり
1時間だったりします。
手術室看護師がどんな風に動き出すのか
出勤から見ていきましょう。
更衣
出勤したら着替えます。
当たり前ですね。
手術室看護師の更衣室は他部署のスタッフの更衣室と違って
手術室に近いところにあったりするので
広い院内であれば朝から移動する時間が省けてありがたいです。
手術室のユニフォームに着替えたら
鏡の前で帽子とマスクを着用します。
見た目を気にしているわけではなく
髪の毛が帽子から外に出ていないか
マスクできちんと覆えているかなどチェックします。
普段つけるマスクと違ったりするので
意外とこれが時間がかかったりします。
まあ3日で慣れるので大丈夫です
担当の部屋で準備開始
身なりが整ったら
今日担当させていただく手術を確認します。
もちろん前日までに分かっているのですが
たまに当日に変更されていることもありますので
さらっと確認し、手術をする部屋へ向かいます。
直接介助の看護師(器械出し)も間接介助の看護師(外回り)も
事前に準備したものを各々で展開していきます。
患者様の入室時間までに部屋の準備を終わらせます。
入室し手術開始
いよいよ患者様が入室されたら
麻酔がかかり手術が始まっていきます。
入室時間は朝一だと9時前後のところが多いと思います。
手術が始まったら、各々の業務をこなします。
直接介助の看護師と間接介助の看護師の業務については
別の記事で詳しく解説しています。
長時間の手術ではお昼交代をします。
手術終了
手術が終了し、患者様が病棟へ帰られたら後片付けをします。
短い手術ですと1日に数件担当させていただくこともあるので
次の手術がある場合は、次の患者様の準備をして
次の手術がなければ、明日以降の手術の準備をしたりします。
それも終わったら、人手が必要な手術の手伝いに入ったり
テープを切っておいたり、新人さんと振り返りをしたり
パートの看護師と交代したり、なんだかんだやることはあります。
勤務終了と残業?
お疲れ様でした。
退勤時間になったら私服に着替えて帰ります。
残業についてですが
病棟と手術室の両方を経験した私の経験では
手術室看護師の残業は少ないと感じています。
長時間の手術が同じ日にたくさん入らないように
調整されてはいますが、例外もあります。
そんな日は残業になりますが
毎日何時間も残ってるぞ…という日はあまりないです。
まとめ
手術室看護師の日勤の流れをまとめると下記のようになります。
- 出勤したら更衣
- 手術の準備
- 手術中の業務
- 手術後の後片付け
- 次の手術・明日以降の手術の準備
- パート看護師と交代
さいごに
いかがだったでしょうか。
手術室看護師が手術以外の業務をしている姿は
なかなか想像できないと思うのですが
手術が終わったら終わり、ではなく
結構様々な仕事をしています。
大きい病院だと、手術後の掃除や滅菌業務は委託しているところもあります。
小さい病院は全て看護師が行うけれど
係や委員会、新人教育などの業務が少なかったりなど
手術以外の時間に何をするかは
病院によってかなり差が出るところだとは思います。
ざっくりではありましたが
意外と病棟よりもシンプルかもしれません。
ぜひ手術室看護師に興味を持っていただけたら嬉しいです♪
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