手術室看護師ってどんな人が向いてるの?やめた方がいい人もいる?

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手術室看護師になりたいけど、私でもできるのかな…?

向いてる人ってどんな人なんだろう…

手術室看護師<br>えい
手術室看護師
えい

大丈夫!どんな人なら手術室看護師になれるか

現役オペナース7年目の私がアドバイスします!

手術室看護師ってどんなイメージがありますか?

テキパキしている、クール、怖い…など
私が聞いたことのあるイメージはこんな感じです。

医療ドラマに出てくるオペナースも
こんな感じのキャラクターで描かれているような気がします。

では、それと対照的なおっとり、穏やか、ゆっくり…
そんなタイプの人は手術室向きではないのでしょうか?

そんなことはありませんよ♪

この投稿で手術室に向いている人とはどんな人なのか
詳しく解説したいと思います!

希望していないけど手術室に配属された!不安!
手術室に転職してみようか悩んでいる…
という方にもぜひ読んでいただけたらと思います。

手術室にはどんなタイプの人がいるか

まず、私の勤めている手術室にはどんな人がいるのか紹介してみたいと思います。

前述でも書いたように
テキパキしたクールな人もいますが
もちろん全員がそうではありません。

とっても穏やかな雰囲気の人
ゆっくり喋る人
声の小さい人
普段あまり喋らない人
ゆっくり動く人

対照的に
常にテキパキしていて仕事の早い人
早口な人
声の大きい人

などなど…
当たり前かもしれませんが
本当にいろんなタイプの人が働いています。

新人からベテランまで
年齢や経験年数も様々です。
もちろん、中途で来られる方の年齢も様々で
40代で初めて手術室看護師になられる方もいらっしゃいました。

全員、とても頼れる優しいスタッフです。

と、これで分かるように
どんな人でも手術室看護師にはなれます。
ではもう少し深掘りしてみましょう。

手術室看護師に向いているタイプ

こんな人なら、より向いているかも♪
というのを書いてみたいと思います。

覚えることが得意な人

手術室の業務は器械を覚えることから始まります。

その数は数百種類にのぼる病院もあるかと思います。

なので覚えることが得意な人は、まず向いていると言えます。

器械や手術の流れを覚えてしまえばOK
と言うと語弊がありますが
覚えるだけで、かなり業務が楽になります。

それに加えて解剖生理学が好きだったり
手術に興味がある人なら器械を覚えることも楽しめるので
さらに向いています。私はそうでした。

この器械はこうやって使うのか!
腸はこうやって吻合するのか!
と実際のシーンで点と点が繋がる瞬間に、やりがいを感じていました。

じゃあ覚えるのが苦手な人は向いていないかと言われると
そうではありません。
ペースは人それぞれですし、覚えるのが苦手なスタッフももちろんいます。
何年経ってもこの科の器械だけは全然覚えられない…
ということもあります。
ちなみに私は耳鼻科の器械が苦手で
いつも予習をしてから当日を迎えています。

丁寧な人

個人的には、丁寧な人が1番向いてるかも、と思っています。

丁寧な人はどんな仕事も向いているでしょ
と言われればそうなのですが
手術室ではより求められるところなのです。

直接看護師(器械出し看護師)って結構緊張するんです。

医師に器械を渡すだけでも緊張するのに
落としてはいけない、絶対に不潔にしてはいけないというプレッシャーや
手術中はずっと立ちっぱなしで
水も飲めないしお手洗いも行けない、体調を崩すわけにもいかないなどなど…

そんな緊張感の中にいると、結構焦ってしまうんです。
でも手術のペースを乱してはいけない。
医師から指示があったらすぐに渡さないと!と思いすぎて
焦って急いでしまってミスをする…

緊張しない、というのは最初のうちは無理だと思うので
緊張しても焦っても、忙しくても、慌てずに丁寧な作業をすること

これができる人は今すぐ手術室に転職をお願いします。

コミュニケーションが取れる人

オペ室って患者さんはすぐに麻酔で寝てしまうから
コミュニケーション力はいらないんじゃないの?

と思われるかもしれませんが
そんなことはありません。

手術にはたくさんのスタッフが関わります
医師と言っても、外科医・麻酔科医は必ずいますし
手術に入る外科医は1人ではありません。
その他、放射線技師・臨床工学技士(ME)・薬剤師・病棟看護師など…

こちらから話しかけなければいけない場面が必ずあるんです。

でもコミュ力、なんてものはなくても良くて
普通に話しかけるだけで全然大丈夫なのですが
看護師どうしならまだしも
医師や他職種のスタッフに話しかけるのって緊張しますよね。

特に躊躇せず誰にでも話しかけられます!
という人はとても向いていると思います。

それが苦手な人でも、大丈夫です。絶対に慣れます。
というか業務連絡なので、話しかけないことには仕事になりません。

患者さんとのコミュニケーションの時間はほぼありませんが
スタッフ間の関わりは病棟よりあるかもしれません。
がんばりましょう。

空気の読める人

空気は読めた方がいいですよね。

手術室では特にそうかもしれません。

前述で書いたように
手術室はスタッフ同士のコミュニケーションが多くある部署なのですが
特に、手術中の医師に話しかけるタイミング
というのが大事だったりします。

手術中の医師は集中していますので
用があればいつでも話しかけていいというわけではありません。

例えば手術中の医師の院内ピッチに電話がかかってきて
間接看護師(外回り看護師)が代わりに出た場合
その内容を医師に伝えなければいけませんよね。

もちろん手術中の医師は終始集中していますが
特に大事なところ!というのがあります。
そんな時に話しかけてしまったら一気に空気が乱れます。
今?!とか言われてしまうことも…(小声)

今話しかけてもいいタイミングなのか
今すぐ医師に伝えるべき用件なのかなど
考えて、空気を読んで声をかけます。

空気を読める人の方が
なんとなく医師からの人気も高いような気がしています。

まとめ

私の考える、手術室看護師に向いている人は以下のようになります。

  • 覚えるのが得意な人
  • 解剖生理が好きな人
  • 丁寧な人
  • コミュニケーションが取れる人
  • 空気が読める人

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
当てはまるものはありましたでしょうか?

なくてもいいんです。
正反対のタイプでもいいんです。

手術に興味があったり、携わりたいという気持ちがあれば
それなりの努力をしますよね。
それだけで十分です。
手術室は努力したことが分かりやすく業務に影響します。

向いていないかも…と思っても
業務に慣れることで解決することはたくさんあります。

どんな人でも手術室で働けます。
手術室看護師にとって大切なことは
他の記事で詳しく書いてみたいと思います。

どの科を希望しようか、どこに転職しようか迷っている方も
この記事に記載した内容に当てはまっている方は
是非手術室を検討してみてください♪

他にも、詳しい業務内容については過去の投稿を是非ご覧ください。

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